3万年の勢力図の移り変わりを、一枚の世界地図の上で。
2,794の出来事、52の物語、約12,000の解説。
無料で、ブラウザでそのまま動きます。
歴史の本を読んでいて、ずっと欲しいものがありました。
イスラームが猛烈な速さで広がっていたころ、中国では何が起きていたのか。日本では——。本は一つの地域や一つの時代を深く語ってくれますが、同じ時代の世界をまるごと、一枚の地図の上で眺めることはできません。
地図と年代を軸にして、出来事も領土の移り変わりも世界全体でひと目で把握できて、気になったものはその場ですぐ詳細まで読める。そういう道具がどうしても欲しくて、探しても見つからなかったので、自分で作ることにしました。
— 開発者
再生ボタンを押すと時間が流れ、国境が動き、出来事がその瞬間・その場所に浮かび上がります。ヨーロッパも、中国も、日本も、同じ一枚の上に。年表を眺めるのとは違う「同時代」の感覚が生まれます。
気になったピンをタップすれば説明が出て、そこから「きっかけ・前提」と「その後の流れ」へリンクがつながっています。一つ調べると芋づる式に理解が広がる——そのために約12,000項目の解説を用意しました。
出来事を検索できるだけの仕組みなら、すでにあります。でも、それだけでは物語が見えない。歴史の面白さは流れにあるのに、データベースは流れを語ってくれません。
だから物語モードを作りました。ナレーションに合わせて地図がその土地へ飛び、進軍や旅のルートが伸びていき、章が進むと勢力図が塗り替わる。ローマ千年、モンゴル、大航海、応仁の乱、幕末、哲学史、お金の歴史、病と人類、宇宙開発——52本あります。
ゴンブリッチの『美術の物語』が好きです。様式の名前を暗記するのではなく、画家たちが前の世代から受け取った課題にどう答えたか、という長いリレーとして美術史を語る本です。
あの読書体験を、地図と図版つきでたどれたら——。美術の物語は全16巻(西洋14巻+日本編+中国編)、収録作品は584点。洞窟壁画から印象派へ、そして北斎の波がパリに届いて円環が閉じるまで、図版を眺めながら読み進められます。
収録した2,794の出来事と人物は、高校の世界史・日本史で扱われる教科書レベルの用語の網羅を目指して選んであります。教科書や問題集で出会った用語を検索すれば、それが「いつ・どこで・どの流れの中で」起きたのかが、地図と年表の上に現れます。
使えるのは歴史だけではありません。ケッペンの気候区分・八十都市の雨温図・河川・地形・約百九十か国の地誌は「地理」の学習に、古代ギリシアから近代日本まで百人を超える思想家の解説と哲学史の物語は「倫理」の学習に、そのまま役立ちます。世界史・日本史・地理・倫理——四つの科目を、一枚の地図の上で行き来できます。
年号の丸暗記は、つらいわりに論述では役に立ちません。すべての出来事に付いている「きっかけ・前提」と「その後の流れ」のリンクをたどるうちに、因果で歴史を語る力——論述の型が自然と身につきます。時代順の旅の中でクイズに答えて図鑑を集めるゲームモード「歴史探検」は、通学時間の復習にも向いています。
全編を英語でも読めるようにしました。ボタン一つで、いま見ている画面のまま切り替わります。世界史を学びながら英文読解の練習になり、海外の友人に日本の歴史を紹介するときにも使えます。スマホでもパソコンでも、同じURLを開くだけです。
クロノマップはインストールにも対応しています。ホーム画面に追加すると全画面のアプリとして起動し、一度読み込んだ時代は電波のない場所でも動きます。アプリストアを経由しないので、料金も登録も不要のままです。
さらに、アプリ内の「⬇ オフライン保存」ボタンで全データ(約67MB)をまとめて保存しておけば、すべての時代の勢力図と約12,000の解説が圏外で動きます。地下鉄や飛行機、図書館での勉強にどうぞ。なお人物の肖像や美術の図版はWikipediaから取得しているため一括保存には含まれません(一度表示した図版は端末に残り、圏外でも表示されます)。
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まずは、気になっている時代を開いてみてください。